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2016年5月05日(木) 晴 : ヘンテコリン

今日

―― 今日はりんくうタウンに行ってきた。もう電車の時間や、行くぞ、と突然に誘われて、着替える時間もなかったから、へんてこりんな恰好だった。部屋でポテトチップスを食べるような恰好だった。電車の中でも気になって仕方なかった。自分じゃないみたいだった。どんな風に周りには見えているんだろう、と考えていたら、もう自分から抜け出したくなった。他人事を装って、窓の外でも眺めていたかった。ふさわしくない、と思った。それだから、あんまり気乗りしなかったのだけど、りんくうに着いた頃にはどうでもよくなった。楽しまなきゃ、損だ、と思った。
 りんくうタウンは観光客でいっぱいだった。中国人、韓国人、東南アジアの国の人。もう見慣れていて、驚かなくなった。初めて見たときは、物珍しく見ていたけれど、もうそれも無くなった。日本人を見るのと同じように、一瞥して終わり。明日は晴れるかな、の言葉くらいの軽さで、観光客がいるな、と思うだけ。

―― なんだか目の前を行き交う人々の服装を見てしまう。おしゃれだな、と思ったのは、真似したくなる。そして、その服装を自分の背丈に照らし合わせてみる。ところが「似合わんな」なんてなるものだから、結局は身の丈に合った服 ―カーディガン、セーターなど― を手にとって、買って、着ることになる。おしゃれに一番大事なのはやっぱり身長と体型だ、と思う。日頃、身長が高くなりたいなあ、と思う事はないけれど、こんな日だけは高くなりたいと思う。かと言って、生まれ変わったら身長が高くなりたいわけでなく、生まれ変わるなら女の子になっていろんな服が着たい。あんなに服があるのは、ずるい。

―― 自分は何にこだわるか、だけでいい。それだけでいいのだと思う。誰かにわからなくたって、いい。いや、わかってはならないのだ。